4)MHPSマラソン部と硬式野球部の座談会(横製にて) 牧浦秀治様レポート
3月11日、三菱重工横浜製作所横浜工場(旧本牧)で第60回横製駅伝がありました。長崎からはマラソン部(木滑・松村・井上各選手)がオープン参加してくれました。その時に、MHPSマラソン部と硬式野球部の座談会が開催されました。紹介します。
MHPSマラソン部(下部写真赤いユニフォーム左から)
松村選手(長崎):2014年10月アジア大会銀メダリスト
井上選手(長崎):東京マラソンで5位入賞しオリンピック代表選考レース出場権獲得
木滑選手(長崎):東京マラソンで7位入賞しオリンピック代表選考レース出場権獲得
MHPS野球部(下部写真白黒ユニフォーム左から)
松田選手(横浜) :投手
龍 選手 (横浜) :外野手
平野選手(長崎から横浜へ ):キャッチャー
【各選手の今後の抱負】
―― 今後の抱負とこの会の感想を。
(龍)去年,都市対抗の本戦には出たが、予選には出ていない。主力として、クリーンアップとして都市対抗に出る。また地方大会を制して日本
選手権に出るのが目標。シーズンを通して4番を打ちたい。
今回の感想は、井上さんの「世界」という言葉について。自分たちは日本一を目指しているが、マラソン選手は世界で勝負しているんだなと
思った。
(平野)去年、ベスト4で終わったので今年はそれを超える成績、日本一を目標にしたい。
地方大会が3つあるので優勝したい。
個人的には、レギュラー確定ではないので、練習試合もしっかりやっていきたい。
もともと長崎にいたが、マラソン部の選手と会話する機会はなかったので、今日は新鮮で楽しかった。
(松田)目標は日本一。今年は大事な試合で投げて、目標のプロになれるよう努力したい。
チームはいい感じで、今年のオープン戦は今のところ負けなし。
マラソン部を応援しているので、たまには野球部も見てくれたらいいなと思う。
大好きなので会えて興奮している。応援します!野球も応援していただけたら嬉しい。
(井上)今後の目標は、アジア競技大会マラソンの代表には当選すると思っているので、アジアで金メダルを取りたい。目的は世界レベルの選手に
なること。特にアフリカ勢といかに戦えるか。少しでも達成できるように頑張りたい。
今まで他の競技の選手と話をする機会がなかったが、試合のモチベーションの話とか、今まで思っていたのと全く違う答えが返ってきたので
すごく新鮮で面白かった。自分たちの中にも生かして、学んでいけるところがたくさんあると思った。
(木滑)今後、マラソンランナーとしてようやくスタートラインにこの前、立てた。日本人相手しか視野に入れていなかったので、これからは井上
のように世界のトップランナーの背中を見て、世界とどう戦うかを突き詰めて練習したい。ニューイヤー駅伝などチーム戦でも、チームを
まとめて頑張りたい。
他の種目の練習や調整の仕方を初めて聞いて、新鮮だった。調整をシビアにやったことがないので、心がけたい。
(松村)足を直して現場復帰したい。東京マラソンはテレビで見て、自分の持ちタイムを(二人に)抜かれてショックを受けてテンションが
下がっていた。戦える状態を作っていかないといけないと思う。しっかり治して勝負したい。
入社時に長崎の野球部の同期とは話をしたが、野球部はでかくて、圧があって怖かった。今回、話せて楽しかった。ベスト4になられた
ときにすごい、と思いつつも、ちょっとやばい、と思った。
逆に、ニューイヤー駅伝4位が野球部のプレッシャーになったのでは。お互い、結果を出していかないと、企業スポーツとして残るのは
難しく、そういう刺激を感じ合うのはいいことと思う。今後は情報交換しながら、刺激し合いながら結果を出したい。
以上
3月16日、日本陸連は、本年8月にジャカルタ(インドネシア)で開催されるアジア大会男女マラソン代表選手に井上選手を選出したと発表した。