長崎Now! 2/3

2)新型護衛艦 もがみ 進水
 3月3日長崎造船所1.2船台で海上自衛隊の新型護衛艦「もがみ」の命名・進水式が行われました。
 この新型護衛艦は、対潜戦や対空戦、対水上戦など従来の護衛艦の機能を備えながら、掃海艦艇が行なっている対機雷戦機能を持つという、
 新しいコンセプトの「新型護衛艦(FFM)」で、乗組員も少ない省人タイプとなっています。
  以下は、長崎造船所から提供頂いた記事です。

令和3年3月3日(水)、防衛省御注文による平成30年度計画3,900トン型護衛艦「もがみ」の命名・進水式を挙行しました。
本艦は、平成29年度に防衛省殿により実施された企画提案に対する審査の結果、評価点が最も高かった当社が主事業者として、設計・建造した
ものであり、FFMシリーズ艦8隻のうち、1番艦にあたります。
本艦は、周辺海域の防衛や海上交通の安全確保、および国際平和協力活動などを機動的に行えるよう、多様な任務への対応能力の向上とコンパクト化
をコンセプトとしており、対水上(すいじょう)戦・対潜戦・対空戦だけでなく、対機雷戦機能なども備える多機能フリゲート艦(FFM)です。 
また、凹凸の少ない船型だけでなく、視認性を低くし、船に搭載している装備品を徹底的に内側に格納することで、レーダー反射面積の低減に努める
など、従来の護衛艦より、格段にステルス性の高い構造となっています。
進水後、船体・機関・電気・武器など各部門にわたりぎ装工事を行い、1年後に引渡予定です。お引渡し後、新世代の護衛艦として 日本の安全保障
に大きく貢献できる艦艇となるよう、防衛省殿をはじめ、たくさんの関係者の皆さまとともに、建造して参ります。