長崎Now! 2/2

3)「長崎県新庁舎業務開始」  レポーター村瀬 彰 様  New!

当ホームページでは建設段階で何度かご紹介しましたが、長崎県県庁舎が長崎市江戸町から同市尾上町のJR長崎駅近くに移転新築され、
平成30年1月4日から業務を開始しました。
新県庁舎は、行政棟、議会棟、警察棟、駐車場棟からなり、総事業費約433億円。
平成11年に建設着手表明され、平成26年12月に建設着工、この度完成された新庁舎で1月4日から業務が開始されました。昨年12月24日に落成
記念式典が執り行われています。
1633年(寛永10)年長崎奉行所が長崎市江戸町の県庁舎敷地へ移転して以来、380年余り続いた長崎行政の中心地が江戸町から尾上町へ移動する
ことになりました。 新県庁舎のすぐ北側では、長崎市がMICE(コンベンション)機能を中核とした交流拠点施設を整備する方針であり、2022年度
には九州新幹線長崎ルートの暫定開業が予定されている他、JR九州は新たな駅ビル建設を表明しており、駅周辺の再開発が進めば、長崎中心部が
駅周辺へ移ることにもなりそうです。

           上記2枚の写真は新県庁舎行政棟1階の風景です(2018年1月12日撮影)

以下の写真及び表の出典は 2017年12月23日付長崎新聞「新県庁舎特集」です。

 

 

 

 

 

4)「出島表門橋開通」    レポーター村瀬 彰 様  New!

当ホームページ昨年の7月号で建設状況をお伝えしましたが、出島の「表門橋」が完成し開通しました。
長崎市の国史跡「出島和蘭(オランダ)商館跡」で、江戸時代に島と対岸を結ぶ唯一の橋だった「表門(おもてもん)橋」(約38メートル)が
約130年ぶりに復元されました。
1636年に完成し、欧州との唯一の交易拠点となった出島は海に囲まれた人工島でしたが、その後、周囲は埋め立てられ一部は河川となり、表門橋は1888~89年ごろ撤去されましたが、長崎市は出島を往時の姿に復元する事業を進めており、その一環として橋が130年ぶりに復活したものです。
昨年11月24日の完成記念式典では、秋篠宮ご夫妻やオランダ王室妃が出席されています。

   完成記念式典でのテープカット

         完成した表門橋                          出島の入口に立つ番人(長崎市役所の役人さん)