2)護衛艦「しらぬい」引渡式及び自衛艦旗授与式 New!
2月27日、三菱重工長崎造船所向島岸壁で護衛艦「しらぬい」の引渡式および自衛艦旗授与式が行われました。
「しらぬい」は「不知火」と書き、九州の八代海に古来伝えられる神秘的な火光現象に由来しています。
艦長以下乗組員約220名が乗艦し、村川海上幕僚長から訓示を受け、式典終了後は配備される青森県大湊基地へと向かいました。
「しらぬい」はガスタービン推進と電気推進を組み合わせたハイブリッド推進(COGLAG:ガスタービンエレクトリック・ガスタービン複合推進
方式)を採用しており、護衛艦としては初めてとなる最新鋭の潜望鏡探知レーダーが搭載されています。
護衛艦「しらぬい」
基準排水量 約5,100トン
全長150m、全幅18.3m、深さ10.9m
機関型式(軸数) ガスタービン2基、推進電動機2基(2軸)
最大速力30ノット
防衛庁の公式ホームページに「しらぬい」の引渡式・自衛艦旗授与式のニュースが掲載されています。次のボタンをクリックしてご覧ください。
3)海上保安庁巡視船「れいめい」進水の儀 New!
3月8日、三菱重工長崎造船所立神1・2船台で海上保安庁向け巡視船「れいめい」の進水の儀が行われました。
海上保安庁 岩並秀一長官によって命名された「れいめい」は、新しい時代の始まりを意味し、救難活動のほか、尖閣諸島海域の警備活動にも
あたる予定です。
ヘリコプター1機を積むことができる「れいめい」はこの後、艤装工事や海上運転を行い、来年度中に海上保安庁に引き渡される予定です。
巡視船「れいめい」
総トン数 約6,500トン
全長約150m、型幅約17m
4) 大型LPG運搬船「FUTURE ACE」の命名式 New!
3月13日、三菱重工長崎造船所飽の浦岸壁でLPG船の命名式が行われ、JXオーシャンの稲葉 愼司代表取締役社長が「FUTURE
ACE(フューチャー エース)」と命名され、引き続き本船荷主代表のご令室による支綱切断が行われました。
本船は2020年からのSOx排出規制に対応するために、「三菱製SOxスクラバーシステム」を初めて搭載した新造船となります。
大型LPG運搬船「FUTURE ACE」
全長230m、幅36.6m、深さ21.65m、喫水11.1m
総トン数 48,167トン タンク容積 83,000立方メートル
三菱重工のホームページにも掲載されています。