長崎Now! 2/3
3)航空エンジン部品の新工場、旧推進器工場跡地に完成
長機会2019年9月号で紹介した航空エンジン部品工場が完成し、2020年11月から一部稼働しました。また、11月4日にはオープニングセレモニーが開催されました。長船からの報告記事です。
<三菱重工航空エンジン長崎工場完成>
長崎造船所の史料館隣接地に三菱重工航空エンジン長崎工場が完成し、11月から一部稼働を開始しました。この新工場では、コロナ禍からの回復が早い国内・短距離路線向けのエアバスA320neo用PW1100G-JMエンジンの燃焼器を生産します。
11月4日(水)には九州経済産業局長、長崎県知事、長崎市長ほかご来賓をお招きし、オープニングセレモニーを開催。九州地区初の本格的な航空機産業進出に大きな期待が寄せられました。
この工場は、「過去から現在そして未来へ」とつながる三菱重工のものづくりの歴史を継承し、最新鋭の工作機械や自動化・省人化・AI/IoT技術を実装して、世界最高レベルの高効率生産を実現します。
写真左:新工場の外観。左奥のレンガの建屋が史料館。
写真右:オープニングセレモニーのテープカットの様子。
4)新交通「ゆりかもめ」の車両、全て三菱重工製に
新橋駅と豊洲駅を結ぶ新交通ゆりかもめ、長機会会員の皆さんもお台場に行かれる際に利用の全車両が、三菱重工エンジニアリング製になったという発表がありました。
写真:今回納入した新型の7500系車両