皆様からのお便り(2.B)和仁正文様

 世話人代表でゴルフを愛する和仁正文様より楽しいゴルフ関連記事を頂きました。楽しいゴルフをご一緒にしましょう! 伊藤

Green Carpet散策(ゴルフ場での散歩)を楽しむ     和仁正文

長機会会員の皆さんの中には、ゴルフが得意な方や、趣味とされておられる方もいらっしゃると思います。
私がゴルフを始めたきっかけは、平成13年(今から19年前)に火プ設部長を拝命した際、お付き合い上始めざるを得ない羽目になったというのが正直なところです。元々運動が得意な訳ではなかったのに加えて、練習場へ通って上達するのも今更という気もあったので、
やるからには兎に角「楽しむ」(したがってスコアには全く拘らない)に徹すると決めました。即ち、「ゴルフ場では自然の中でGreen Carpet散策を楽しむ」というのを私のゴルフへ行く目的としました。それが20年近くも続けられてこられた理由だと思います。
 但し、同行のパートナーには迷惑をかけない様に、プレイファーストを心掛けました。長崎では、ゴルフ場も近く、プレイ代も安いと
環境に恵まれていたのですが、関東では遠い・時間がかかる・高いという三重苦で、私の様に「スコアは二の次」のプレイヤーにとっては少々環境がヨロシクないのですが、健康維持・運動不足解消の一環と割り切って続けています。そういえば、日本人男性の平均寿命は82歳余りなのに、健康寿命は72歳余りだそうで、認知症予防などの健康維持にゴルフは次の三つの理由で役に立つと聞いたので、最近はそれを糧にしています。
① 自然の中で散歩する(運動をする) 
 私の様に打球方向定まらず、右に左に打ち分け?て、引越しの如くにクラブを何本も持って、Jig Zagにアチコチ小走りに走り回る様で なければ、運動をしたとはいえません。
② 同行パートナーとの会話が脳を刺激する
 会話の内容は楽しい話題でなければ会話は弾みません、つまり「スコアには拘るな」ってことだと思います?
③ スコア計算で暗算能力(脳)を使う
 パー、パーばかりのゴルフでは計算不要です。私の様に、しょっちゅう1ホールで二桁も叩くようなデコボコのスコアでなければ、
 暗算能力は使いません。
今後も健康寿命延長を目的にGreen Carpet散策を続けようと思っていますので、楽しく回るゴルフ場散歩の機会があれば、いろんな方とご一緒したいものです。

それから、ロンドンに一年半近く滞在していた事があるので、英国のゴルフ事情についてご紹介します。ゴルフ発祥の地なので、厳格な規則の会員制ゴルフ場ばかりと思いがちですが、メンバーシップがなく、且つ安い(4,000~5,000円位)パブリックゴルフ場も多く、老夫婦が仲良くゆっくり回っているという微笑ましい場面にも遭遇しました。それから、全英オープンなどの有名な大会を見に行けるばかりか、その場所でもプレイできるという体験ができるのも、ゴルフ好きの方にはたまらないでしょう。しかし、私の場合、2014年全英オープンの翌日にその場所でプレイする機会がありましたが、打てども打てども届かない(Greenが見えてこない)延々と長いロングホール、
ボールが見つからない膝まで伸び放題のラフ、打ち込んだら出すことのできない塹壕の様な蛸壺バンカー等々、私にとっては苦難苦行ばかりの体験でしかありませんでした。 

        最終ホールを進むタイガーウッズ選手             パット球筋を読む 優勝者ローリーマッケロイ選手

                        【いずれも2014年 全英オープンで筆者が撮影】