このコーナーでは三菱重工、MHPS、舶用機械エンジン他長崎の皆さんの活躍や地元のニュースを伝えます。
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「後藤監督率いるMHPS硬式野球部 東京ドーム 堂々のベスト4」 New!
長崎の侍たちも大活躍!
報告者 牧浦秀治(元 長船火力プラント建設部)
忘れられないシーンがある。5月29日の西関東予選の東芝戦、一番打者八戸(やえ)の初回一振りが相手の外野を抜けた。後続の左前適時打で東芝から初回に1点目の先制本塁を踏んだ。翌日の新聞に長崎から横浜にやってきた彼の言葉が掲載されていた。「こんなに桁違いの応援。アドレナリンが出ました」。
7月17日からMHPSの東京ドームが始まった。長崎、日立、呉と横浜を合わせた大応援団。三菱の野球部始まって以来の人数ではないか。対戦の日本生命にも見劣りしない。
7月17日 日本生命戦の大応援団
その熱い応援に応えて代打加冶前が八回フルカウントから144㌔の直球を右前打に運び勝ち越しの点をいれる。以下はBEST4で敗れた日本通運戦までの新聞の見出しだ。
7月17日:日本生命戦 5対4で勝利 「新チーム歴史的一勝」(毎日新聞)
「元巨人 加冶前恩返し」(神奈川新聞)
7月22日:HONDA鈴鹿戦 1対0で勝利 「延長11回 サヨナラ勝ち」(毎日新聞)
「MHPS 執念 サヨナラ」(神奈川新聞)
「久保殊勲打 7年ぶり8強導く」(同上)
7月23日:JR西日本戦 12対3で勝利 「三菱日立圧勝 今大会最多 猛攻12得点」(毎日新聞)
「新人・龍が猛攻口火」(神奈川新聞)
7月24日:日本通運戦 3対5で負け 「悔やまれる一回」(毎日新聞)
「大ベテラン 統合の懸け橋 長崎から佐々木勉主将」(毎日新聞)
「三菱日立 新生チーム粘り発揮」神奈川新聞)
東京ドームでの夏が終わった。翌7月25日、後藤監督がMHPS-IDSにお礼の挨拶に来てくれた。私の前任者の社長の小橋徹さん(BHK出身)が
4本の酒を用意してくれていた。焼酎(日本)・テキーラ(ブラジル)・アイリッシュ(英国)・カバランスコッチ(台湾)だ。 「日本一は当たり前、世界一を目指してこそ、東京ドーム・大阪ドームを制する。そのことを飲むときに全員に伝えて欲しい」と言った。
各チームに応援歌がある。MHPSにも「勝利の歌」がある。最強の1チームだけが、最後まで喜びとともに歌える。今回は3回戦までは歓喜の声をあげて歌った。最後の試合では、次回日本選手権の頂点を期待して歌った。
「助け合う気持ちを あきらめない心を」。MHPS勝利の歌のフレーズだ。もうMHPS野球部は長崎も横浜もない。MHPSの野球部であり、試合で
見せた“あきらめない心”が根付いた新生チームだ。大阪ドーム(日本選手権)の出場をかけた予選は9月15日から東京の大田球場で始まる。
以上
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