2)長船 一般工場見学会(8月7日開催) New!
三菱重工グループのCSR活動の取り組みとして、平成19年から毎年開催されている一般の方々を対象にした工場見学会を、下記要領で今年も開催すると長崎総務より連絡がありました。なお、応募葉書は7月5日(金)必着となっています。
<長船からの連絡内容> 13回目となる本見学会は、巨大な船が建造される香焼工場や発電用のタービンを製造するタービン工場の見学ほか、史料館で長崎造船所の歴史も紹介します。 1.日時:2019年8月7日(水) 午前の部 8時20分~12時10分(集合時間 8時10分) 午後の部 13時20分~17時10分(集合時間 13時10分) 2.募集人数:午前・午後 各80名 3.集合場所:三菱重工総合体育館 4.見学場所:香焼工場、史料館、タービン工場 5.対象者:小学4年生以上(保護者同伴の場合は小学1年生以上から可) 6.参加費:無料(集合・解散場所への往復交通費は各自負担) 7.応募方法:詳細は、ホームページをご覧ください。 https://www.mhi.com/jp/csr/news/story/kyushu_190620.html |
3)幸町工場跡地の活用計画発表(ジャパネット・ホールディングス) New!
幸町工場跡地の開発権を得た通販大手ジャパネットホールディングスの高田旭人社長は、6月11日東京都内で記者会見を開き、工場跡地にサッカースタジアムや商業施設、ホテルなどを建設する「長崎スタジアムシティプロジェクト」を手掛ける子会社の設立を発表し、二つのスタジアム案を公開した。スタジアムは2023年の開業を目指している。
会見には、長崎、諫早、大村などの市長も来賓として出席。
長崎新聞の記事: https://this.kiji.is/511355523788391521?c=174761113988793844
長方形のA案 | サークル型のB案 |
写真は長崎新聞のネットに掲載されたもの
4)MHPS、固体酸化物形燃料電池(SOFC)とマイクロガスタービン(MGT)のハイブリッドシステム「MEGAMIE」受注 New!
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、加圧型複合発電システム(ハイブリッドシステム)「MEGAMIE(メガミー)」を受注したと発表しました。これは長船が開発・製品化を進めてきたSOFCを利用した製品です。以下は、MHPSが発表した内容です。
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)とマイクロガスタービン(MGT)の組み合わせによる加圧型複合発電システム(ハイブリッドシステム)である「MEGAMIE(メガミー)」を、安藤ハザマ(株式会社
安藤・間)から受注しました。本年度中に安藤ハザマの技術研究所(茨城県つくば市)に納入、同社が国の支援を得て進める広域的環境負荷抑制プロジェクトの「安藤ハザマ次世代エネルギープロジェクト」をCO2の排出削減に寄与する次世代分散型電源として支えていきます。
メガミーは、都市ガスを燃料とし、約900℃の高温で作動するセラミックス製SOFCとMGTの両方で発電するものです。燃料を燃焼させることなく、SOFC内部で都市ガスを改質して水素や一酸化炭素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで発電します。さらに、後行程でMGTを使って発電することで燃料を有効活用します。また、コージェネレーション(熱電併給)の場合には、残りの排熱を蒸気または温水として回収するため、総合効率はそれぞれ65%以上、73%以上に達するとともに、従来の発電システムに比べて顧客の工場・ビルからのCO2排出量を約47%削減することができ、低炭素社会の実現に貢献します。
安藤ハザマの次世代エネルギープロジェクトは、CO2発生の少ない分散型電源を活用した自家発電・自己託送制度による自社事業所への電力融通事業で、2018年8月に国土交通省の同年度「第1回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」(注)に採択されたものです。
当社のメガミー商用機は、初号機が三菱地所株式会社の丸の内ビルディングで東京駅前の街づくりを低炭素社会の形成に向けた省エネ・環境配慮性の高い分散型コージェネ機能で担う新しい自家発電設備として、本年2月から稼働。今回受注の安藤ハザマ向けはこれに次ぐもので、企業内事業所を横断的に結んだエネルギー供給における環境負荷抑制への挑戦をサポートしていくこととなります。
MHPSは、今回のメガミー受注を追い風として、業務・産業用燃料電池の普及促進に向けた提案営業を活発化するとともに、同システムのさらなる性能や利便性の向上に取り組み、持続可能性の高い低炭素社会にふさわしいエネルギー創出に貢献していきます。