長崎NOW 3/3

3)新幹線「かもめ」初公開と1月17日の海上輸送

 JR九州は12月22日、今年秋に部分開業する九州新幹線長崎ルートに導入する列車「かもめ」を、山口県下松市の日立製作所笠戸事業所で報道陣に初公開しました。(下の写真は、長崎新聞社のホームページより引用)
 車両は東海道新幹線の「N700S」を使用し、指定席は横4席、自由席は横5席で、各3両編成の計396人乗りとなっています。

 長崎ルートは博多-長崎の全長143キロ。このうち、武雄温泉-長崎(約66キロ)はフル規格で整備し、新幹線と在来線特急を武雄温泉のホーム対面で乗り換える「リレー方式」で部分開業します。このため、山口県の車両工場から車両工場の大村市まで線路上を走行して輸送することができないので、海上輸送で行われます。1回目の輸送は今月7日に行われ、高速船から見学できる特別遊覧コースも開催されます。

 

4)長崎市の「まちなか夜間景観整備」 土木学会デザイン賞で優秀賞
 先月号の長崎Now!で、長崎市が「世界新三大夜景」に再認定されたことを紹介しましたが、今回は、長崎市が2017年度から取り組んできた「市まちなか夜間景観整備」が3日、本年度土木学会デザイン賞で優秀賞を受賞したことを紹介します。