『論語で諭す幹部の心得』 山本健次郎
玉井さんは私が原技センターに転勤した昭和56年にプラント技術部長としておられ、その後MCECの副本部長になられた際に原技センターの幹部にご講演頂こうという企画があり、そのときの講演録を読んだことがあります。
幹部の心得として論語から
「吾日三省吾身、為人謀而不忠乎、・・・・」(ゴジツ サンセイ ゴシン、イジンボウ ジフチュウコ・・・・・)
(私は日に何度も自分を省みて反省する。人の相談にのった時に真心を込めて接したか・・・・・)
を引用して語順通りに直読され、それから読み下し文で解説されていたのが高校時代の授業と違って新鮮な印象を受けました。
また、漢文の語順は英語に近いので漢文の素養があれば英語に親しめるということに納得した記憶があります。
百壽歌 |
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この6月に開催された長船ボイラ設計の東京支部
(DNB会)では、恒例になったご自身の漢詩を披
露されるコーナーで新作の百寿の詩を解説して頂
きました。
神奈川県漢詩連盟で「漢詩に造詣が深いシニア会
員」をされていますので、高校時代の授業よりも
大変面白く拝聴させて頂きました。
以上
追記:玉井幸久氏の年賀状に記載の左記「百寿歌」を追記した。(牧浦記)