〇花田 公行 様
5月出品 小山田哲也様の油絵との共同出品
風薫る五月。週末にどこかに行きたくなる季節です。関東には富士山の
恵により 短期間で行ける風光明媚な景勝の地に事欠きません。その中
でも三島市の近くに ある柿田川の湧水公園は個人的にとても気に入って
いる場所です。プレ金でも 日帰り可能と思われます。
実は昨年、東京都立美術館の“新世紀展(2016)“での展示で、
長船先輩の小山田哲也さんの油絵が入選されているのを見出しました。
「柿田川」のホームページによりますと湧水量は1日当たり70万トンから
100万トンで東洋一。富士山に降った雨や雪が溶岩で濾過されて数ヶ月から
数十年 かけて湧きだして来る由。
水はどこまでも澄み切りこの油絵の様に奇麗です。先輩の油絵に賛をつけた
ような格好になり畏れ多いことですが敢えて拙詩を下記します。
芙蓉=富士山の別名、潺湲=水がさらさらと流れるさま、蜻蛉=とんぼ、翡翠=かわせみ、川靄=川もや
4月出品
サラリーマンにとって四月は転勤の季節。今から凡そ二十年昔、初めての転勤の時、上京の合間を縫って箱根山を車で走り抜けた。 予てより「箱根八里」の作詞にある「箱根の山は天下の険・・・・昼猶闇き杉の並木、羊腸の小径は苔滑か・・・・・・」をこの目で見たかったからである。 結果はそれよりも芦湖の向こうに聳える富士山に圧倒された。
2月出品
早いもので二月四日になれば立春です。唱歌「早春賦」では「春は名のみ・・・」となっていますが、元気を出して散歩することが長生きの秘訣でしょう。拙い詩をご覧ください。
注:黄耳=愛犬のこと |
(大意) 愛犬の方が先に春信(春のおとずれ)に気付き飼い主の外衣をくわえて外出を促しています。