「古地図で江戸の歴史散策」 伊藤一郎
東京に来てから、土日をかけて東京近辺の寺社仏閣とか歴史的史跡を、江戸時代の古地図を片手にウオーキング
しながら、その地に行って歴史を調べるのが趣味になりました。
最初はH交通社主催の「古地図ウオーキング10回」に申し込んで、都内の歴史的史跡を観るツアーを楽しんでいましたが、
そのガイドの一人でとても印象に残った瓜生氏の主催する「大江戸歴史散策研究会」に入り、日比谷図書館での座学や月一回の
お寺神社巡りのツアーに参加するようになり、参加者の中で友人も何人かできました。
もう60回以上のツアーに参加し、最近は昨年の大河ドラマ「どうする家康」に因む静岡や浜松、岡崎の宿泊込みのツアー
や一昨年の「鎌倉殿の13人」の鎌倉などのツアーにも参加しております。
通常の日帰りツアーは一回4時間ほどのウオーキングで1万5千歩ほど歩くので健康維持にも大変役立っています。
江戸時代の古地図は最初は本を買ってそれを持ち歩きましたが、瓜生氏の紹介で「大江戸今昔めぐり」をいうアプリを携帯に
ダウンロードして、旧大江戸地区ならどこでもその場に行けば、その当時どんな屋敷があったか一瞬で分かり、江戸時代から
現在にスクロールすればその違いが分かる優れものでこれを使って散策するととても楽しいです。江戸時代は7割以上が大名の
所用地で、またお寺も広大な所領を保持していたので、その場に立ってこのアプリで観ればその大きさに驚きます。
興味あられるかたのために、「大江戸今昔めぐり」のアプリを添付しておきます。 無料でダウンロードできますのでスマホで
楽しめます。 ( Android とiPhoneの二種類ありますのでそれぞれに合わせて無料でダウンロードできます。最初の画面は
江戸城がでてきますが、右上の歯車のボタンを押せば現在地に変わります。下のバーで江戸から現代にシフト自由です)
その会の主催する「歴史おさんぽ通信」というウエブサイトの交流があります。これは会員が自分で歩いて調べた内容を
報告するレポートで、毎週火曜日に瓜生さんがYouTubeでまとめて公開され、関係者に配信されています。
令和5年12月初めに190回を超える配信となっており、それぞれ貴重な資料となっています。下名も常連執筆者となって
おり、最近は京都や奈良、長崎の歴史的史跡の分も含んで毎週投稿するのが習慣の一つなっています。投稿に当たっては
文献やウエブで調べて訪問した所の写真も添付して、結構時間かけて作成します。100名程度の定期購読があるようです。
この趣味は健康維持に貢献して、また歴史への興味を深め、ぶらぶら歩く中で歴史的史跡を見つける喜びも楽しみになって
います。
12月初めに190回を超える「おさんぽ通信」のうち、下名が作成した長崎関連のものをピックアップしましたのでそのサイト
もいくつか添付しました。興味のあられる方は添付YouTube をクリックすれば、下名掲載分が一番目にでてくるので
それだけでも見てください。ぜひ大江戸の歴史を楽しむ散策をお勧めします。
1. 長崎亀山社中 (441) まちかど通信<第85回> 2021129A - YouTube
2. 晧台寺(こうたいじ) (441) まちかど通信<第96回> 20220214A - YouTube
3. 東京 上野池之端 旧岩崎庭園 (441) まちかど通信<第25回> 20201005 - YouTube
4. 東京三田札ノ辻元和キリスト教殉教地 (441) まちかど通信<第70回> 20210816A - YouTube